鼻から接種するインフルエンザワクチン「フルミスト」が選べるようになりました

鼻から接種するインフルエンザワクチン「フルミスト」が選べるようになりました

インフルエンザの予防接種というと、「腕に注射するワクチン」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

近年、新しい選択肢として、鼻から接種するインフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」が国内でも使用できるようになりました。

埼玉県春日部市の松村医院でも、インフルエンザ予防接種としてフルミストをお選びいただけます。

当院では3歳から18歳までの方を対象に受付しております。

「子どもが注射を怖がってしまう」
「毎年のインフルエンザワクチンの注射が大変」

というご家庭にとって、予防接種の選択肢のひとつになります。

目次

フルミスト点鼻液とは?

フルミスト点鼻液は、鼻の中に噴霧して接種するインフルエンザワクチンです。

正式には「経鼻弱毒生インフルエンザワクチン」と呼ばれます。

従来のインフルエンザワクチンのように腕へ注射するのではなく、専用の器具を使って左右の鼻の中へワクチンを噴霧します。

国内では2023年に製造販売が承認され、2024/25シーズンから実際の接種が始まりました。

春日部市の松村医院では3歳~18歳の方が対象です

フルミスト点鼻液は、国内では2歳以上19歳未満の方に使用が承認されています。

そのうち、松村医院では3歳から18歳までの方を対象として受付しています。

松村医院でのフルミスト予防接種

対象年齢:3歳~18歳

接種料金:8,000円

フルミストはどうやって接種するの?

フルミストは、左右の鼻にワクチンを噴霧して接種します。

接種量は全部で0.2mLです。

右の鼻に0.1mL、左の鼻に0.1mLを1回ずつ噴霧します。

国内では、対象年齢の方は1シーズンにつき1回の接種となっています。

注射針を使わないため、針を刺す痛みがないことがフルミストの大きな特徴です。

特に、注射に対する恐怖心が強いお子さんにとっては、インフルエンザ予防接種を受ける際の選択肢が広がります。

注射のインフルエンザワクチンとの違いは?

一般的なインフルエンザワクチンとフルミストでは、接種方法だけでなくワクチンの種類にも違いがあります。

一般的なインフルエンザワクチン

腕などに注射して接種する「不活化ワクチン」です。

フルミスト

鼻から接種する「弱毒生ワクチン」です。

病原性を弱めたインフルエンザウイルスを利用して免疫をつける仕組みです。

そのため、注射タイプとフルミストでは、接種できる方や注意が必要な方が異なります。

フルミストと注射、どちらを選べばいい?

「フルミストのほうが効果が高いのですか?」と気になる方もいらっしゃると思います。

日本小児科学会では、2歳以上19歳未満について、従来の不活化インフルエンザワクチンとフルミストの間で、インフルエンザの罹患予防効果に明確な優位性は確認されていないとしています。

つまり、一概に「どちらのほうが優れている」と決めるものではありません。

お子さんの年齢や体質、持病、注射への苦手意識などを考えながら選択することが大切です。

フルミストのメリットは?

フルミストの特徴としてまず挙げられるのが、注射針を使わないことです。

そのため、

  • 注射が苦手
  • 針を見ると強く怖がってしまう
  • 毎年のインフルエンザ予防接種に苦労している

といったお子さんにとって、検討しやすい選択肢のひとつです。

また、日本では年齢にかかわらず1シーズン1回の接種となっています。

ただし、「注射をしなくてよい=すべての方におすすめ」というわけではありません。

健康状態や持病などによっては、従来の注射タイプのインフルエンザワクチンが適している場合があります。

フルミストには副反応がありますか?

フルミストは鼻から接種するワクチンのため、接種後には鼻やのどに関連する症状がみられることがあります。

副反応として、

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 咳
  • のどの痛み
  • 発熱
  • 頭痛
  • だるさ
  • 食欲低下

などがみられることがあります。

日本小児科学会の資料でも、国内臨床試験では鼻づまり・鼻水などが報告されています。

また、ワクチン接種では、まれにショックやアナフィラキシーなどの重大なアレルギー反応が起こる可能性があります。

接種後に普段と大きく異なる症状や気になる症状がみられた場合は、医療機関へご相談ください。

フルミストを接種できない場合があります

フルミストは「生ワクチン」のため、健康状態などによって接種できない場合があります。

たとえば、PMDAの電子添文では、

  • 明らかに発熱している方
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • フルミストの成分によってアナフィラキシーを起こしたことがある方
  • 明らかに免疫機能に異常のある疾患がある方
  • 免疫を抑える治療を受けている方
  • 妊娠していることが明らかな方
  • その他、予防接種を行うことが適当ではない状態にある方

などは、接種が適当でないとされています。

また、フルミストには安定剤として精製ゼラチンが含まれています。
アレルギーがある方は必ず事前に医師へお伝えください。

喘息があるお子さんは医師にご相談ください

喘息がある場合は、フルミストを希望される前に医師へご相談ください。

日本小児科学会では、2歳以上19歳未満について注射タイプとフルミストのいずれもインフルエンザ予防の選択肢としていますが、特に喘息のある方には不活化インフルエンザワクチン(注射)を推奨しています。

喘息以外にも、現在治療中の病気がある方や服用している薬がある方は、接種前に医師へお伝えください。

フルミスト接種後に気をつけること

フルミストは弱毒生ワクチンです。

接種後は体調の変化に注意し、接種当日は激しい運動を避けてお過ごしください。

また、フルミストではワクチンウイルスが飛沫や接触によって周囲の方へ伝わる可能性があります。

ご家族など身近な方に免疫機能が著しく低下している方がいる場合は、接種前に医師へご相談ください。日本小児科学会も、周囲に免疫不全の方がいる場合などには、不活化インフルエンザワクチンを推奨しています。

フルミストについてよくある質問

フルミストは痛くないですか?

注射針を使用しないため、針を刺す痛みはありません。
ただし、鼻の中に液体を噴霧するため、一時的に違和感を感じることがあります。

何歳から受けられますか?

フルミスト自体は、国内では2歳以上19歳未満が対象です。
松村医院では3歳から18歳までの方を受付しています。

何回受けますか?

国内では、対象年齢の方は1シーズンにつき1回です。
左右の鼻に0.1mLずつ噴霧します。

接種料金はいくらですか?

松村医院では、1回8,000円です。

従来の注射とフルミストのどちらがおすすめですか?

年齢だけでなく、体質や持病、アレルギー、喘息の有無などによって適したワクチンは異なります。
「うちの子はどちらがいい?」と迷った場合には、医師へご相談ください。

春日部市でフルミストによるインフルエンザ予防接種をご希望の方へ

埼玉県春日部市の松村医院では、3歳から18歳までの方を対象に、フルミスト点鼻液によるインフルエンザ予防接種を行っています。

松村医院でのフルミスト予防接種

対象年齢:3歳~18歳

接種料金:8,000円

フルミストは、注射が苦手なお子さんにとっても検討できるインフルエンザワクチンの選択肢です。

ただし、生ワクチンのため、健康状態や持病などによっては接種できない場合があります。

フルミストによる予防接種をご希望の方や、

「うちの子は接種できますか?」
「注射とフルミスト、どちらを選べばいいですか?」

など気になることがありましたら、松村医院までご相談ください。

※本記事は2026年10月時点の公表情報をもとに作成しています。ワクチンの接種対象や注意事項などは変更される場合があります。実際の接種については、診察・問診のうえ医師が判断いたします。

ご予約も受付しております。

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