一般内科とは
風邪を引いた時や体調が優れない時などに受診する、患者様にとって最も身近な診療科のひとつです。
高血圧、脂質異常症、糖尿病、痛風などの生活習慣病
消化器以外でも脳神経、心臓・循環器、呼吸器、血液、膠原病などの各種慢性疾患
こんな症状でお悩みの方はご相談ください
- 風邪
- 発熱
- 頭痛
- めまい
- インフルエンザ
- 咳
- 喘息
- 気管支炎
- アレルギー疾患など
胃食道逆流症(GERD)、逆流性食道炎
胃の内容物や胃酸が食道内に逆流して起こる病態を、胃食道逆流症(Gastro Esophageal Reflux Disease : GERD)、逆流性食道炎と呼んでいます。
胸やけや、みぞおちの不快感などの症状がありる方は内視鏡検査で、食道粘膜にびらんや潰瘍などのを確認して適切な治療を受けることができます。
胃十二指腸潰瘍
胃酸により消化管の粘膜がただれ、潰瘍ができる病気です。原因として、ピロリ菌の感染、薬の副作用、ストレス、喫煙などが挙げられますが、今日ではピロリ菌の感染によるものが最多です。
当院では内視鏡による適切な診断のもとにピロリ菌の除菌を含めた治療とその後の内視鏡を含めたフォローアップもしております。
ピロリ菌除菌治療
ヘリコバクター・ピロリ菌は1982年に発見された、胃の中に棲む細菌です。胃の粘液層内にもぐりこんで、潰瘍や胃癌の原因になります。
一定の条件のもとに保険治療が可能です。
ピロリ菌感染が気になる方は是非ご相談ください。
また除菌後20年を経過して発癌する事例もあります。 除菌後の定期的内視鏡検査もお忘れなく。
慢性肝炎
慢性的な肝臓の炎症が6か月以上持続していると、慢性肝炎と診断されます。
原因としてはB型肝炎、C型のウィルス肝炎が多いですが成因不明の場合もあります。
ウイルス以外の成因でも発癌する症例もあり、コントロールと超音波検査(エコー検査)などの定期的経過観察が大切です。
当院では近隣の病院とも連携してCT,MRIを含めた高度な画像診断も併用しております。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群とは、腸に明らかな異常がないにも関わらず、繰り返す腹痛や下痢・便秘などの便通異常が続く病気です。
排便後には症状が軽減されるのが一般的です。
未だはっきりとした原因は特定できていませんが、ストレス、過度な緊張、腸内細菌叢の変化などが想定さています。薬剤による軽減、コントロールが可能です。お気軽にご相談ください。
高血圧症
高血圧症患者は日本に2~3千万人と言われる代表的な生活習慣病の一つです。高血圧が長期に続くと動脈硬化をきたし心筋梗塞や脳梗塞、腎機能障害などを発症します。
通常は症状に乏しい「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」で放置は命に係わる大病に繋がりかねません。
減塩や運動療法でコントロール不十分であれば早期からの治療が望まれます。
糖尿病
血糖値が高いまま放っておくと、神経や眼、腎臓など様々な臓器に影響を及ぼします。
糖尿病からの腎不全は現在では人工透析の最大の要因になっています。
食事療法と運動療法でコントロール困難な場合には適切な薬剤治療の併用が病状の進行予防に必要です。
当院では近隣の病院とも連携して食事・栄養指導も行っています。
脂質異常症
血中脂質の値(総コレステロール値・善玉コレステロール値・悪玉コレステロール値・中性脂肪値)が基準を満たさない場合、動脈硬化や脂肪肝など臓器障害の要因となります。
生活習慣の改善が基本ですが、動脈硬化に伴う脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの危険性が高いと判断された場合などには薬物療法が検討されます。
高尿酸血症 / 痛風
血液中の尿酸値が7mg/dlを超えると、高尿酸血症と診断されます。この状態が続くと関節の中に尿酸が沈着し、その結晶が炎症を起こします。これは「風が吹いても痛む」ような激痛をきたし、痛風発作と言います。
腎障害や尿管結石の原因ともなります。
痛風発作を起こしていなくても、尿酸値が9mg/dlを超えてくる場合には薬物療法が推奨されます。